2018年の大河ドラマ「西郷どん」の主人公、西郷隆盛に縁がある場所を貸切バスで巡ろう!
2018年NHKの大河ドラマ「西郷どん」の主人公の西郷隆盛は、混沌とした幕末に時代を動かしたヒーローの一人です。熱血漢の西郷隆盛の根底にあったのは、仲間や国に対する愛だったのではないでしょうか。西郷隆盛と縁がある場所を巡れば、その精神や人物像を掴むきっかけがきっと見つかるはずです!
今回巡る、鹿児島県の城山と加治屋町は西郷隆盛が生まれ、自刃したエリアです。西郷隆盛の人生で重要となる様々なスポットが点在し、資料も充実しています。その中でも、特に押さえておきたい人気スポットをご紹介します。
■幕末維新に関わりのある地&大河ドラマ館を巡るコース
【1日目】
熊本城公園【60分】⇒移動(40分)⇒人吉駅前から町歩き【60分】(からくり時計、青井阿蘇神社、鍛冶屋町通り)⇒移動(75分)⇒霧島神宮温泉 宿泊
【2日目】
霧島神宮温泉⇒移動(60分)⇒鹿児島市内散策【50分】⇒移動(70分)⇒大河ドラマ館【30分】⇒移動(10分)⇒屋久杉民芸品店【20分】⇒移動(10分)⇒西郷公園【10分】
■幕末維新に関わりのある地&大河ドラマ館を巡るコース
【1日目】
熊本城公園【60分】⇒移動(40分)⇒人吉駅前から町歩き【60分】(からくり時計、青井阿蘇神社、鍛冶屋町通り)⇒移動(75分)⇒霧島神宮温泉 宿泊
【2日目】
霧島神宮温泉⇒移動(60分)⇒鹿児島市内散策【50分】⇒移動(70分)⇒大河ドラマ館【30分】⇒移動(10分)⇒屋久杉民芸品店【20分】⇒移動(10分)⇒西郷公園【10分】
■焼酎!絶景!西郷どんドラマ館&桜島も巡る大満足コース
【1日目】
焼酎工場GEN麹蔵【60分】⇒移動(60分)⇒知覧【60分】⇒移動(40分)⇒釜蓋神社【20分】⇒移動(51分)⇒絶景ポイント長崎鼻【45分】⇒移動(24分)⇒指宿温泉 宿泊
【2日目】
指宿温泉⇒移動(42分)⇒屋久杉見学工場アリヨシ民芸品店【30分】⇒移動(13分)⇒無双庵【30分】⇒移動(28分)⇒西郷どん大河ドラマ館【60分】⇒移動(13分)⇒仙巌園【60分】⇒移動 バス、フェリーで桜島港へ(39分)⇒桜島港⇒移動(8分)⇒叫びの像モニュメント⇒移動(40分)⇒福山黒酢 桷志田【30分】
■西郷どん縁の地を巡るコース
城山展望台【15分】⇒移動(3分)⇒西郷洞窟【15分】⇒移動(7分)⇒鹿児島歴史資料センター黎明館【1時間】⇒移動(1分)⇒鶴丸城(鹿児島城)散策【30分】⇒移動(4分)⇒西郷隆盛銅像【15分】⇒移動(3分)⇒西郷隆盛銅像展望ホールK10カフェ【30分】⇒移動(12分)⇒鹿児島中央駅
■西郷どんお気に入りの温泉巡りコース
丸池湧水散策【30分】⇒移動(15分)⇒栗野岳温泉【60分】⇒移動(40分)⇒南州翁宿営之跡【30分】⇒移動(15分)⇒塩浸温泉龍馬公園【30分】⇒移動(20分)⇒日当山温泉【60分】⇒移動(25分)⇒龍門司坂・龍門滝【30分】⇒移動(20分)⇒蒲生武家屋敷群で昼食【60分】⇒移動(30分)⇒吉野開墾社碑・寺山炭窯跡【30分】⇒移動(30分)⇒鹿児島市内
■熊本から鹿児島まで!西郷どんのドラマ館とかごしま水族館コース
桜の馬場城彩苑【60分】⇒移動(150分)⇒西郷どん大河ドラマ館【60分】⇒移動(10分)⇒鹿児島サンロイヤルホテルでランチバイキング【60分】⇒移動(15分)⇒かごしま水族館【120分】⇒移動(150分)⇒熊本市内
城山展望台
城山展望台は、西郷隆盛が率いる薩軍が政府軍と最後に激戦を繰り広げた城山の山頂にあります。
城山の標高は107m。展望台からは、錦江湾や桜島、鹿児島市街地を一望できます。天気の良い日には、霧島や指宿の開聞岳が見えることも。遊歩道もありちょっとした散歩コースとしてもおすすめです。夜景がキレイに見え、夜道を照らす明かりがあるなど道も整備されているので、夜も観光客に人気があります。
場所:鹿児島県鹿児島市城山町22−13
西郷洞窟
明治10(1877)年9月、西南戦争で政府軍に追い詰められた西郷隆盛たちが、最後の5日間を過ごした場所です。当時、彼らはこの洞窟でどのような想いを抱いていたのでしょうか。柵があり内部には入れませんが、中が見え内部の様子がわかります。西郷はここから終焉の地へ向かい、自ら生涯の幕を閉じることとなります。
場所:鹿児島市城山町(城山の中腹付近)
西郷隆盛終焉の地
被弾により負傷した西郷隆盛が自刃した場所です。このとき西郷は、西南戦争時に西郷軍先鋒隊長を務めた別府晋介に「晋どん、もうここでよか」と言い介錯(かいしゃく:切腹する人の首を切りおとすこと)を頼んだと伝えられています。現在は碑が建てられており、西郷の最後の様子を伝えています。
場所:鹿児島市城山町(九州自動車道鹿児島北ICから約15分)
西郷隆盛銅像
城山の麓には、高さ5m超もある西郷隆盛の銅像が立っています。西郷の銅像と言えば、東京の上野にある着物姿の銅像が有名ですが、鹿児島の銅像は軍服姿です。これは西郷の没後50年を記念して建てられたもの。彫刻したのは、渋谷の忠犬ハチ公を作ったとして有名な鹿児島出身の彫刻家、安藤照氏です。記念撮影のスポットとして観光客に人気があります。
場所:鹿児島県鹿児島市城山町4-36
西郷隆盛の曾孫が経営する「西郷隆盛展望ホール K10カフェ」
お茶をしながら西郷隆盛の銅像を見ることができるのが、西郷隆盛の曾孫がオーナーをつとめるこちらのカフェ。子孫しか知らない西郷隆盛の思想など、西郷隆盛の世界にどっぷりつかれること間違いなしの場所です。陶芸家でもある隆盛の曾孫の西郷隆文さんが作った食器で、スイーツやお弁当もいただけます。
場所:鹿児島市城山町2-30 二之丸ビル5F
私学校跡
私学校は、官職を辞して帰郷した西郷により明治6年(1873)10月に設立されました。
西郷の帰郷は、武力により朝鮮との国交を開こうとする征韓論が敗れたことがきっかけでした。このとき共に官職を辞し帰郷した多数の青年たちの学びの場として建てられたのが、この私学校です。
私学校周辺は西南戦争の激戦地になったので、弾痕跡が今も石塀に残っています。
場所:鹿児島県鹿児島市城山町8
鶴丸城跡(鹿児島城跡)・鹿児島県歴史資料センター黎明館
西郷隆盛も何度も登城した鶴丸城跡は、歴史的価値があり県指定史跡となっています。
鹿児島城とも言われますが、一般的には鶴島城と呼ばれます。現在、城は焼失してしまい、石垣とお堀だけが当時の姿を留めています。
敷地内の本丸跡には、昭和58(1983)年に開館した人文系の総合博物館「黎明館」があり、鹿児島の歴史、考古、民族、美術や工芸を紹介しています。
場所:鹿児島県鹿児島市城山町7番2号
鹿児島県歴史資料センター黎明館
URL:https://www.pref.kagoshima.jp/reimeikan/
西郷隆盛に関するクイズを出題!AとBのうち正解だと思う方を選んでください。さて、いくつ正解できるでしょうか?
Q1:西郷隆盛の身長は?
A:168~171cm B:176~179cm
Q2:西郷隆盛が打ち込んだのは?
A:剣術 B:学問
Q3:西郷隆盛の座右の銘は?
A:敬天愛人 B:為政清明
<解答>
1:B 176~179cm
幕末期の成人男性の身長は155cmだったのを考えると、西郷は相当の大男でした。
2:B 学問
幼少時代、喧嘩に巻き込まれ刀で腕を折られてから、西郷は右肘が不自由になり剣術を諦め、学問に打ち込みました。
3:A 敬天愛人
意味は「天命を尊重し、自分を愛する心と同様に人を愛する」というもの。Bは大久保利通の座右の銘。
#1 始発点・終着点編はこちら>
#2 世界遺産・流刑地編はこちら>
#3 薩長同盟編はこちら>
掲載日:2018年3月