小型バスって何人まで乗れる?小型バスの特徴と相場

電卓とカレンダー
少人数での移動に最適な小型バス。大型バスや中型バスにはない特徴や料金、車内装備や定員について解説しています。何を基準にして選ぶか。利用目的や用途に合いそうか。さまざまなポイントの確認にお役立て下さい。空港や駅への送迎、近距離移動など小型バスをご利用いただけます。

小型バスって何人まで乗れる?小型バスの特徴と相場

バスデポのページでは、小型バスよりマイクロバスの座席数を確認できます。そのため「定員数の多いマイクロバスにしようか…」と迷われるお客様もいらっしゃいますが、乗車人数や荷物の有無を考えて選んで下さい。快適さは観光仕様の小型バスが優れています。もちろん用途によるため、近距離の送迎だけならマイクロバスで充分です。移動中に冷蔵庫を使いたい。荷物があるからトランクルームが必要。そのような場合は迷わず小型バスを選びましょう。

日帰り旅行や謝恩会を計画したら、思ったより参加者が集まらないケースもあります。「少し遠出になる」「荷物が多いかも」という事情なら中型バスも候補に上げられますが、少人数なら使い勝手の良い小型バスをご利用下さい。観光やレジャー、さまざまなイベントへ送迎の移動手段におすすめです。

小型バスを所有するバス会社は多くないため、バスデポへお任せいただければ専任スタッフが最適なバスをご案内し、お客様のご希望に合わせたバスを手配致します。

小型バスの特徴

大型バスとほぼ同じ標準装備

小型バスは全長は約7mです。車幅2~2.3m車高3.3mで、中型バスを少し小さくした車体になります。コンパクトなボディですが、車内装備は大型バスとほとんど変わりません。そのため近距離の旅行にはベストです。例えばワイナリーやビール、焼酎などの酒蔵工場見学は、グループ旅行で自家用車移動になれば運転手は試飲できません。「お酒が飲めないから運転する」という方がいらっしゃるなら解決しますが、皆様が試飲されたい場合は誰かが我慢を強いられることになります。お客様が試飲し、飲み比べを楽しむためには、運転手付きの小型バスがピッタリです。

トランクルームの活躍

大型バスほどのトランクルームはありませんが、部活の合宿や遠征に活躍します。もちろん手荷物だけならマイクロバスで構いません。野球やサッカー、バレーボールやテニスなど、荷物が多いスポーツ団体の移動にご利用下さい。

装備やオプション

小型バスの装備は、中型バスや大型バスとほぼ同じです。テレビや冷蔵庫、カラオケやリクライニングなどお客様のご要望に応じてご利用いただけます。
*サロン:後部座席がコの字形になっているタイプ
*リフト:車椅子のまま乗車するための装備
*25人乗り:1日8,000円追加

小型バスは長距離移動が想定されていないので、トイレ付バスがオプションに含まれていません。そのため移動途中にトイレを利用したい場合は、貸切バスですとお好きなタイミングで休憩がはさめる為、運転士様とご相談ください。トイレのオプションがないことを心配されるお客様もいらっしゃいますが、一般道に道の駅やドライブインが多いため、走行ルートを事前に確認しておけば対応可能です。

有料道路の料金相場

小型バスは有料道路区分で中型車に含まれます。

通行ルート例 料金
あぶくま高原道路(矢吹中央IC~玉川IC間) 370円(通年)
日光宇都宮道路(宇都宮IC~清滝IC) 470円(5~11月)
360円(12~4月)
白馬長野有料道路(信更町安庭~中条) 320円(6:00~22:00)夜間無料
東京本線IC~箱根峠IC
(海老名/茅ヶ崎JCT経由)
2,410円(ETC2.0:2,220円)
金沢東IC~白川郷IC(小矢部砺波JTC経由) 2,300円(ETC2.0:割引なし)
名古屋西IC~鈴鹿IC 1,520円(ETC2.0:割引なし)
広島東IC~岩国IC 2,230円(ETC2.0:1,820円)
福岡IC~八女IC 1,790円(ETC2.0:割引なし)

*日光宇都宮道路では、小型バスは普通車料金となります。
*ご利用の際は最新の情報をご確認下さい。
*ドラぷらサイトを参考に算出しています。

中型バスと小型バスの有料道路料金比較

通行ルート 中型バス 小型バス 差額
東名川崎IC~平塚IC 2,210円 1,600円 610円

 
片道の差額は610円ですが、往復すれば1,220円の差額が生まれます。東名川崎IC~平塚ICまでは約50Km。距離が伸びれば必然的に有料道路の料金は高くなるため、有料道路区部は大きく影響します。小型バスは中型車扱いなので、低料金で目的地まで行けます。

中型バスと小型バスの料金比較
例)平日22人でワイナリー見学コース

中型バス 小型バス
平日 55,000円~ 50,000円~
高速代 4,320円 3,240円

*参考価格(全国平均で算出)税抜き
*7:00~20:00(8時間未満/行程内容により変動あり)
*高速代:相模原湖東IC~勝沼IC(往復)

中型バス:55,000円~+4,320円=59,320円~
小型バス:50,000円~+3,240円=53,240円~

料金を試算しても、「例)平日22人でワイナリー見学コース」の場合、中型バスと小型バスでは6,080円の差額が生じます。「高速道を使わない」という選択肢もありますが、一般道を使うと時間の調整が難しくなることもあります。プラン内容によって料金も変動しますが、小型バスがお得であることには変わりません。

乗車可能な人数

小型バスの定員は24~25人です。

座席図例

座席図
ご覧のようにサロンタイプには補助席がありませんが、通常の小型バスには2通りの座席レイアウトがあります(車輌による)。2人ずつ並んで座れる車輌と、2人と1人に分かれるタイプ。「1人用の座席って必要?」と思われるかもしれませんが、1人用座席は有効的にご活用いただけます。例えば「1人でゆっくり過ごしたい」「目的地に到着してからの行動予定を確認したい」など、お1人の時間をご希望される場合に、1人用座席をご利用いただいています。
小型バスの座席パターン例
・通常座席19+補助席5=全座席24
・通常座席21+補助席3=全座席24
・通常座席25+補助席0=全座席25(サロン付)

「このプランは小型バスでも大丈夫だろうか…」とご心配の場合は、バスデポへご相談下さい。乗車人数や荷物の量、空車状況や料金などを合わせて確認し、お客様に最適なお見積もりをご案内させていただきます。

小型バスはこんな用途におすすめ

小型バスにおススメの用途をご案内します。
・スポーツチームの宴会送迎(激励会や謝恩会)
・子供会や保護者会の行事(遠足や現場の下見)
・町内会の慰安旅行
・冠婚葬祭の会場送迎
その他、社員研修や工場見学、新年会や忘年会の送迎にもご利用いただけます。

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