貸切バスで小型バスを利用するメリットとは

貸切バスとサンセットのイラスト
小型バスのメリットをご紹介します。トランクルームの広さはどのくらいか。機動力の高さなど、小型バスのご利用を検討されている方は選択の目安にお役立て下さい。乗車人数によっては、中型バスとどちらを選ぶか迷われるお客様もいらっしゃいます。小型バスならではのフットワークも解説しているため、目的地や途中の立ち寄り地点も踏まえて計画しましょう。気になる疑問があれば、バスデポまでお問い合わせをお願い致します。

貸切バスで小型バスを利用するメリットとは

小型バスをご利用される場合は、なるべくお早めにご連絡下さい。小型バスは現在生産されていません。生産していた大手メーカーが10年以上前に製造を中止したため、各会社で保有する台数も限られています。製造中止になった理由はいくつかありますが、需要と供給が合わなくなったことが主な要因でしょう。だからと言って何もしていないわけではなく、丁寧にメンテナンスして管理されているので安全上の問題はありません。内装をリニューアルし、グレードアップされた車輌もあります。

また、老朽化した車輌は引退し、現在運行可能なバスが少ないことも事実です。2016年道路運送車両保安基準等が改正され、補助席のシートベルト着用が義務付けられました。小型バスは、補助席が設けられている車輌と補助席のないサロン付車輌があります。

貸切バスのシートベルトは、腰部分でとめる2点タイプと肩から斜めにかける3点タイプがあります。多くは2点タイプを採用していますが、座席によって異なる場合もあるので、気になる方はお問い合わせ下さい。

コンパクトでも収納力の高いトランクルーム

小型バスのトランクルームには、中型スーツケース約15個程度の積み込みができます。トランクルームは横幅約148cm/奥行き約230cm/高さ約70cm(車輌による)なので、大きなスーツケースでは10個程度の搭載になるかもしれません。車輌によっては片側式のトランクルームとなり、その場合は積載量も少なくなります。「それだけしか預けられないの?」と思われるかもしれませんが、小型バスは少人数で中近距離移動が想定されているため、大人数で荷物が多いようなら大型バスをご指名下さい。

スキー板など大きな荷物も難しいかもしれません。プラン内容によっては中型バスもしくは大型バスのほうが良いため、積み込む予定の荷物をご確認下さい。キャンプで使用するクーラーボックスやバーベキューセットなどは、サイズに支障がなければ預けられます。

フットワークが軽い

小型バスは小回りがきくため、大型バスや中型バスの通行できない場所へも行けます。通行規制もあまり受けません。そのため観光地を巡りやすく、場合によっては施設の玄関前で乗降可能な場合もあります(施設による)。ただし、どこでも自由に通れるわけではなく、「大型乗用自動車等通行止め」の標識が設置された道路には進入できません。小型バスは大型乗用自動車に該当しないイメージもありますが、道路交通法の規定では中型バスや小型バスも含まれます。そのルートを通行しなければならないケースでは、管轄の警察署へ通行申請の許可を提出すれば問題ありません。

「小回りがきく」というのは、最小回転半径の距離が短くて済むからです。最小回転半径とは、バスが曲がり切るために必要な距離。例えば駐車場で向きを変える。駐車し直す。さまざまな想定も考えられますが、小型バスはある程度の広さがあれば曲がり切れるため、大型バスのようにスペースの課題は浮上しません。バスが道路から車体を張り出し、曲がろうとする姿をご覧になった経験はありますか?まっすぐに走行するだけなら支障をきたさなくても、曲がる場合には道幅が必要になります。その点、小型バスなら大型バスほど道幅の課題にはぶつからないため、移動できるエリアも広がります。

手軽に利用できる

小型バスは手軽にご利用いただけます。大型バスを手配するような人数ではなく、費用を抑えたい場合は小型バスをご予約下さい。中型バスでも料金は高くありませんが、定員を越えていなければ、より安い価格の小型バスがお得です。
中型バスと小型バスの料金比較

中型バス 小型バス
平日 55,000円~ ¥50,000〜
土日祝 58,000円~ ¥53,000〜

*参考価格(全国平均で算出)税抜き
*7:00~20:00(8時間未満/行程内容により変動あり)

1人あたり 中型バス 小型バス
平日 2,750円~ 2,500円~
土日祝 2,900円~ 2,650円~

 
こちらの表では差額にして250円ですが、さまざまな条件で変動するため、時間や距離が長くなれば料金も上がります。そのため少人数なら、中型バスよりも小型バスがおススメです。サロン付もご用意できるので、複数の家族同士でキャンプへ行く際の送迎にも使えます。

都道府県内や市区町村内であれば小型バスで充分です。県境を越えて移動する。荷物が小型バスのトランクルームに収まらないかもしれない。少人数だけど広々使いたいなど、お客様のご要望に応じて手配させていただくので、小型バスと中型バス両方の見積りが欲しいという

利用できる駐車場が多い

小型バスは中型バスより車体がひと回り小さいため、利用できる駐車場も多いです。観光施設の駐車場はもちろん、ショッピングモールやコンビニなど、大型バスや中型バスでは立ち寄りの難しい場所にも停められます(施設による)。特に街の中心地に近い施設は駐車場が少なく、大型バスになると離れた場所の駐車場を利用しなければなりません。もちろん駐車場が完備されている施設もありますが、それが難しいケースもあります。その場合は施設近辺で乗降可能なエリアを確認し、駐車場から乗降場所まで送迎するケースが考えられます。大きなバスは車高や長さの制限を受け、駐車場があっても利用できない施設もあります。小型バスなら駐車場や乗降場所の心配が少ないので、その分だけ旅行プランも立てやすいでしょう。
小型バス・中型バス・大型バスの駐車場料金例

小型バス 中型バス 大型バス
町田市の公園(終日一律) 無料(平日) 1,000円 1,500円
なんばパークス駐車場(30分) 1,200円 1,500円
沼津魚市場駐車場(2時間) 1,000円 2,000円

*町田市の公園:平日は料金所にスタッフが常駐していないため無料
*なんばパークス駐車場:小型バスはマイクロバスと同じ料金

ごく一部の駐車場料金例ですが、日本全国似たような感じです。小型バス~大型バスまで同一料金の駐車場もありますが、場所によっては料金差が生じることもあります。普通車との共有スペースに留められる駐車場もあり、料金を抑えて施設を利用できます(駐車場や施設による)。

小型バスを利用する4つのメリット

少人数なら小型バスがおススメです。狭い道路も通行できるため、遠回りをする必要がありません。そのため最短ルートで目的地へ到着できます。もちろんバス進入禁止エリアは通行できませんが、時間帯や周囲の環境に影響がなければ、住宅街を走行することも可能です。荷物を積み込むこともできるため、ちょっとした旅行やお出かけにご利用下さい。
◆少人数に対応のトランクルームあり
◆小回りがきく
◆費用を抑えられる
◆駐車場が多い

日帰りや近距離の1泊旅行、遠足やスポーツチームの遠征など、身近な移動ツールとしておススメです。空港やイベント会場、家族旅行や冠婚葬祭の送迎にも対応しています。お見積もりは無料です。ご希望のプランをお知らせ下さい。

お問い合わせ/℡:03-5765-6333(平日10:00~18:00)休業日:土日祝

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