貸切バスを岩手で借りる！各タイプ別の料金相場
岩手は見どころも多く、広い県内を巡るには予算も時間も必要になります。岩手県最南端の一関市～最北端の洋野町まで236km。高速道路を利用しても約3時間はかかります。公共交通機関を駆使すれば周遊できますが、乗り換えの手間を考えると貸切バスがおすすめです。
近くに駅がなければ鉄道ルートを利用できないので、遠回りを選ばなければなりません。そうなれば旅行代金が割高になるため、貸切バスを使った最短ルートを通るほうが費用も抑えられます。貸切バスを借りて、岩手ならではの旅を楽しみましょう。
貸切バスを岩手で借りる！各タイプ別の料金相場
岩手グルメなら、「盛岡じゃじゃ麺」「盛岡冷麺」「わんこそば」が知られています。「あんかけうどん」や「北上コロッケ」も人気でしょう。なぜ岩手で麺類が多いのか。はっきりとしていませんが、元々「小麦や蕎麦麦の生産が豊富だったから」と言われています。では、なぜ盛岡で冷麺なのか。在日朝鮮人1世が盛岡でお店を開業したところから始まり、辛味と旨味を合わせた美味しい麺が広まったようです。そんな岩手巡りにはぜひ貸切バスを使って下さい。「わんこそば」の発祥地は花巻市。盛岡からは国道4号経由、約1時間で行けます。地元では大会が開催され、全国から挑戦者も集まってきます。
国の天然記念物に指定されている厳美渓は、対岸の茶屋と休憩所の間がロープでつながれています。そのロープから吊り下げられた籠に団子を入れる「空飛ぶだんご」は、テレビ番組で紹介されて以来、一関市を代表する名物にもなっています。他では見られない造形美やパノラマ、趣きある風景や味わい深い心遣いは、岩手だからこそ感じられる温もりでしょう。
世界遺産に登録された平泉。世界三大漁場の三陸。限られた時期にしか見られない八幡平ドラゴンアイなど、岩手でしか出会えない四季の魅力も眺められます。日帰りや1泊2日の旅行を試算しているので、旅程づくりの参考にして下さい。
中型バスを使った日帰り料金
参考価格）全国平均で算出
| 中型（27～28座席） | 参考価格 |
|---|---|
| 平日 | 55,000円～ |
| 土日祝 | 58,000円～ |
例1）18人で平日利用し、大学のゼミで平安時代を巡るコース
◆貸切バス料金 ：55,000円 （利用時間/走行距離/発着場所で料金は変動します）
◆中尊寺 ：入館料800円（1人）18人分＝14,400円
駐車料金800円（1回）
◆歴史公園えさし藤原の郷：入館料400円（1人）18人分＝7,200円
駐車料金は無料（空き状況は要確認）
（学校行事として申請書を提出）
これらすべての合計＝77,400円
1人あたり77,400円÷18人＝4,300円
仮に隣接する「藤原の郷えさし郷土文化館」も検討した場合
◆歴史公園えさし藤原の郷との共通券：700円（1人）18人分＝12,600円
これらすべての合計＝82,800円
1人あたり82,800円÷18人＝4,600円
中尊寺～歴史公園えさし藤原の郷までは、国道4号経由で40分（約25kｍ）。栄華を極めた藤原氏の歴史を学べます。
例2）18人で休日利用し、自然に癒される旅
◆貸切バス料金 ：58,000円（利用時間/走行距離/発着場所で料金は変動します）
◆小岩井農場まきば園：入場料800円（1人）18人分＝14,400円
駐車料金は無料
◆岩木山 ：駐車料金は無料（上ノ橋観光バス駐車場）
これらすべての合計＝72,400円
1人あたり72,400円÷18人＝4,022円（四捨五入）
大型バスを使った1泊2日料金
参考価格）全国平均で算出
| 中型（27～28座席） | 参考価格 |
|---|---|
| 平日 | 55,000円～ |
| 土日祝 | 58,000円～ |
例3）32人で平日利用、中学校の宿泊研修（引率者含まず）
◆貸切バス料金 ：59,000円×2日＝118,000円
（利用時間/走行距離/発着場所で料金は変動します）
◆宮沢賢治童話村 ：賢治の学校入館料100円（1人）32人分＝3,200円
駐車料金は無料
◆遠野ふるさと村 ：入場料280円（1人）32人分＝8,960円
駐車料金は無料
＜体験料＞
竹トンボづくり：700円（1人） 16人分＝11,200円
お手玉づくり：700円（1人） 16人分＝11,200円
◆花巻温泉 ：8,000円～13,000円（1人）32人分＝256,000円～416,000円
◆大迫郷土文化保存伝承館：入館料100円（1人）32人分＝3,200円
駐車料金は無料
これらすべての合計＝411,760円～571,760円
1人あたり411,760円～571,760円÷32人＝12,868円～17,868円（四捨五入）
中学生料金の試算になるため、高校生以上はもう少し割高になります。
例4）32人で休日利用し、盛岡周遊コース
◆貸切バス料金 ：62,000円×2日＝124,000円（利用時間/走行距離/発着場所で料金は変動します）
◆岩手県立美術館 ：入館料330円（1人）32人分＝10,560円
駐車料金は無料（盛岡中央公園駐車場）
◆盛岡手づくり村 ：入場料80円（1人）32人分＝2,560円
駐車料金は無料
＜体験料＞
ドライフラワー体験：1,600円（1人）10人分＝16,000円
藍染め体験：1,650円（1人）22人分＝36,300円
◆ホテル ：10,000円～15,000円（1人）32人分＝320,000円～480,000円
◆盛岡城跡公園 ：900円（駐車料金/盛岡駅西口観光バス待機場）
これらすべての合計＝510,320円～670,320円
1人あたり510,320円～670,320円÷32人＝15,948円～20,948円（四捨五入）
おすすめモデルプランや観光スポット
日帰り：花巻巡りとわんこそばの旅
| 集合・解散：上ノ橋観光バス駐車場 |
|---|
| 集合 ⇒ 早池峰山 ⇒ 金婚亭 ⇒ ガラス体験工房森のくに ⇒ 解散 |
◆早池峰山（散策）
◆金婚亭（わんこそば昼食）
◆ガラス体験工房森のくに（吹きガラス体験と日帰り温泉）
「ガラス体験工房森のくに」は吹きガラス体験以外に、サンドブラスト・トンボ玉・エナメル絵付け・フュージングなど、好みに合わせたさまざまな体験プログラムを予約できます。
1泊2日：盛岡文化と南部鉄器巡りコース
| １日目 |
|---|
| 集合 ⇒ もりおか啄木・賢治青春館 ⇒ 岩手銀行赤レンガ館 ⇒ 岩屋展望台 ⇒ ホテル（1泊2食付） |
| ２日目 |
| ホテル ⇒ 衣の滝 ⇒ 南部鉄器のお店巡り ⇒ 盛岡へ移動 ⇒ 解散 |
◆もりおか啄木・賢治青春館（見学）
◆岩手銀行赤レンガ館（見学・周辺で昼食）
◆岩屋展望台（散策）
◆衣の滝（見学）
◆南部鉄器のお店巡り（自由行動・買い物）
南部鉄器は国の伝統工芸品に指定され、鉄のフライパンや鉄瓶が大人気です。保温性が高く温度差ができにくいため、お肉を焼けば旨味を逃がすこともありません。デザイン性豊かな鉄器もあり、お気に入りの一品を見つけられるでしょう。
貸切バスの予約・キャンセル・注意事項
＜予約＞
◆3日営業以内は電話予約（03-5765-6333）平日10:00～18:00
◆出発まで4日営業日以上ある場合
（見積もりフォーム・電話・FAX）から、お問い合わせをお願い致します。
このような場合もご相談下さい
◆細かい行程は決まってないけど概算が知りたい
◆空車の有無を教えて欲しい
◆通訳ガイドを依頼したい
＜キャンセル＞
キャンセル手数料は、旅行開始日の20日前から算出されます。
| キャンセル料 | |
|---|---|
| 20日前～8日前 | 20％ |
| 7日前～2日前 | 30％ |
| 前日 | 40％ |
| 当日または連絡なし | 100％（払い戻しなし） |
例1）を6日前にキャンセルする場合
貸切バス料金は55,000円
＊中尊寺は予約不要（キャンセル対応なし）
＊歴史公園えさし藤原の郷（申請書提出もキャンセル対応の表示なし）要確認
見学施設にキャンセル料が発生しなければ、貸切バスのキャンセル手数料のみです。
（55,000円×30％）÷18人＝1人あたり917円（四捨五入）
（キャンセル料は施設の予約方法により異なる）
＜注意事項＞
◆見積もりの回答は最短で2営業日以内
（迷惑メールフォルダに見当たらなければお問い合わせ下さい）
◆有料道路・駐車場代・乗務員宿泊費は料金に含まれない
◆地域や混雑状況により料金が変動
◆営業時間内であれば当日予約も可（空車状況や時間 場所により不可）
岩手で貸切バス借りる料金のポイント
南部せんべいや小岩井農場のバター、三陸海宝漬や味噌漬セットなど、岩手には美味しいお土産が山積みです。いーはとーぶアベニューでは、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」に登場したチェロのオブジェが飾られています。散策するだけでも気持ちが弾み、ファンには嬉しい演出でしょう。岩手は文化と自然に愛される土地。貸切バスを利用すれば、旅をしながらその恩恵を受け取れます。
◆日帰り中型バスの平日利用：1人あたり4,300円～
◆1泊2日大型バスの休日利用：1人あたり15,948円～
（内容や人数による）
◆グルメ巡りや体験プログラムが豊富
◆条件が合えば当日予約も可
早めに予約すれば、ご希望の予算で対応できる可能性が高いです。
バスデポではお見積もりは無料で行えます。まずはお気軽にご相談下さい。
