貸切バスで中型バスを利用するメリットとは

中型バス
中型バスのメリットをご紹介します。どの程度トランクルームを利用できるのか。大型バスや小型バスとの違い、中型バスを借りるメリットをまとめました。小型バス・中型バス・大型バスはそれぞれに特徴があり、目的や用途によってさまざまな活用方法があります。バスデポではご要望に合わせた対応を心がけているため、わからないことがあればご相談下さい。

貸切バスで中型バスを利用するメリットとは

中型バス
乗車人数に着目すれば、中型バスは小型バスやマイクロバスとあまり変わらないようなイメージを持たれがちです。そのため何を基準にして車種を選ぶべきか、迷われるお客様もいらっしゃるかもしれません。この記事は中型バスご利用のメリットをご案内しているので、車種選びの参考にして下さい。

中型バスは、結婚式や披露宴に出席するご家族におススメです。もちろん大人数であれば大型バスですが、遠方のご家族をお連れするには中型バスが適しています。皆様が同じ地域にお住いなら、自家用車の移動で解決するかもしれません。ただし、花嫁と花婿の出身地が別々、どちらかの地元が遠方になる場合、出席されるご家族やお身内の方に移動してもらわなければなりません。そうなると結婚式に出席する服の準備が必要となり、トランクルームを備えた中型バスがベストです。

また、結婚式の送迎やイベント参加、スポーツチームの遠征や合宿などは、お仕事のお休みが重なる週末に多く、土日祝はご予約が混雑します。バスデポは空車があれば当日予約(営業時間内)に対応できますが、時間や場所によってはお受けできないケースもあるため、できる限りお早めにお問い合わせ下さい。

トランクルーム完備(スーツケースなら18~20個)

中型バスのトランクルームには、スーツケースなら18~20個積み込みできます(車種による)。もちろんスーツケースの大きさにもよりますが、日帰り~1泊2日向け25Lサイズであれば、乗車されるお客様の荷物をすべて搭載可能です。ゴルフバックやスキー道具なら、20個程度積み込めます。乗車可能人数が同じマイクロバスにトランクルームがないため、中型バスの荷物積載量をご心配されるお客様もいらっしゃいますが、まったく問題ありません。ただし、大型スーツケース(80L以上)を28人分(定員数)積み込むことは難しいため、ご予約の際にお問い合わせ下さい。

大型バスのご予約が埋まった場合、中型バスを2台借りるお客様もいらっしゃいます。宿泊を伴う移動になれば手荷物だけで収まりません。中型バスの装備は大型バスとほぼ同じなので、荷物と乗車人数をうまく振り分けて利用できます。

例)50人(53人乗り)で借りた場合の料金例

大型バス1台 中型バス2台
平日 59,000円~ ¥110,000〜
土日祝 62,000円~ ¥116,000〜
1人あたり 大型バス1台 中型バス2台
平日 1,180円~ ¥2,200〜
土日祝 1,240円~ ¥2,320〜

*参考価格(全国平均で算出)税抜き
*7:00~20:00(8時間未満/行程内容により変動あり)

ご覧のように乗車人数で割るため、想定外に高くはなりません。50人で利用した場合、大型バスなら8人は補助席ですが、中型バスなら全員が通常の正座席に座れます。

機動力が高い

中型バスは機動力も高めです。具体的にご説明すると、大型バスはトライアスロンやマラソン大会が開催されると、通行規制の対象となるケースが多いのです。もちろん中型バスも規制対象となるイベントはありますが、大型バスほど多くはありません。

通行規制は迂回すれば済みますが、その分だけ遠回りとなり「時間/キロ併用制運賃」に影響を及ぼす可能性もあります。また、花見シーズンは大型バス同士のすれ違いが難しいことから、公園管理事務所から一方通行の協力をお願いされるケースも目立ちます。中型バスの通行が難しい道路もありますが、よほど狭い生活道路でない限り大丈夫です(大型バスも最適なルートを確認するので心配ありません)。その点を踏まえれば中型バスは通行規制に該当しにくいため、大人数以外の団体旅行なら機動力の高さを発揮します。
通行規制の情報については、日本バス協会のサイトで公表されています。

小型バスにはないトイレ付オプション

中型バスはオプションでトイレ付バスを選べますが、小型バスのオプションではトイレ付バスがありません。小型バスは複数の県境をまたぐ長距離移動が想定されていないため、トイレ設備を設けていない場合が多いです。トイレはサービスエリアやパーキングエリア、コンビニへ立ち寄れば済みますが、どこでも都合よく設備があるわけではありません。お客様が体調を崩してトイレを必要とされた際、トイレ付オプションの中型バスなら、トイレを探さなければならない心配もありません(もちろんお客様の年齢層にもよります)。

トイレ休憩の立ち寄り先を決め、タイミングを逃さずトイレを利用すれば問題ありませんが、すべてのお客様が利用するとは限りません。また、繁忙期に入れば、サービスエリアやパーキングエリアの女性用トイレは、驚くほど混み合います。乗車人数が25人程度なら、トイレ付(オプション)の中型バスを選んだほうが安心できるかもしれません。

高速道路には、約20~40kmごとにサービスエリアやパーキングエリアが設けられています。ただし、それは高速道路が造られた地形状況によるため、場所によっては長い距離でもサービスエリアやパーキングエリアの少ないエリアがあります。

例えば愛媛県松山市~倉敷(岡山県)まで移動する場合、立ち寄り可能なサービスエリアやパーキングエリアは11ケ所です。バスに乗ってすぐ休憩はしないので、2時間後にトイレ休憩に立ち寄ったとします。そこでトイレを利用しなければ、高瀬パーキングエリア~与島パーキングエリアまでは立ち寄れる場所がありません。その間にトイレを利用したい場合、我慢しなければならないことになります。さらに与島パーキングエリアは瀬戸大橋が関係し、高速道路からループ状に下る道を通らなければならず、大型バスの利用は難しい状態です。プラン内容にもよりますが、大型バスや小型バスではなく、中型バスでしか対応できないケースもあります。

思ったよりも座席幅がある

中型バスの座席は、大型バスより約3cm程度長めです(車輌による)。それは大型バスより乗車人数が少なく補助席を設けていないため、ゆったり座れる座席を採用したからだと言われています。

座席の長さ一例


・大型バス:約79cm
・中型バス:約92.5cm

もちろんすべての中型バスに当てはまるわけではなく、たった3cmであれば、見た目にはあまり変わりません。ただ、どちらもご乗車の経験があれば、3cmの差が体感として実感できます。航空機の座席を思い出して下さい。エコノミーとワンランク上のクラスでは、約2.5~3.5cm程度は座席幅に違いがあります(国内線/各会社による)。そのためご搭乗の経験があれば、機内でのリラックス度合いが変わることも体感できるでしょう。航空機とバスは異なりますが、感覚的に座席幅の違いを感じられるため、大人数でなければ中型バスのご利用を検討されるお客様もいらっしゃいます。

中型バスを利用する4つのメリット

大型バスほど座席数が必要なければ、中型バスをご利用下さい。荷物の心配もなく、長距離移動にも対応できます。装備や仕様もほぼ同じなので、乗車人数さえ調整できるなら中型バスがおススメです。複数台のご利用もいただけるため、プラン内容も含めバスデポまでお問い合わせ下さい。
◆しっかりしたトランクルームがある
◆機動力が高い
◆トイレ付き車両の選択が可能(オプション)
◆座席幅が広め(車種による)

お問い合わせ/℡:03-5765-6333(平日10:00~18:00)休業日:土日祝

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