貸切バス 新型コロナ対策について

貸切バス新型コロナ対策について
貸切バスはコロナ対策に対応しています。貸切バスといえば、密閉された車内に集まるイメージを思い描くかもしれませんが、新型コロナウイルスへの対策は各貸切バス会社にガイドラインが設けられています。お客様に安心してご利用いただけるよう、ドライバーの体調管理や衛生管理を中心にさまざまな取り組みを実施しています。どのような対策に取り組んでいるのか。どこまで予防に力を入れているのか。気になる対策を解説し、具体的な取り組みをご案内します。

貸切バス 新型コロナ対策について

貸切バスは、さまざまな取り組みで新型コロナの感染予防を実施しています。そのため旅行以外にも、従業員や児童・生徒の送迎にご利用いただく場合もあります。不特定多数の利用ではなく、同じ学校や企業、自治体や各種団体で乗り合わせるため安心感を得られるでしょう。各事業者で独自の対策を行っている場合もあるので、貸切バスをご検討いただいているならバスデポまでご相談下さい。

貸切バスの換気

貸切バスは密閉空間ではありません。外気換気モードでエアコンを使用するため、車外から新鮮な空気を取り込み、車内の空気を車外へ排出します。もちろん車種によって違いはありますが、多くは空気の汚れを感知すると自動で強制排気モードに切り替わり、車内の空気は滞留しません。約5分程度で車内の空気が入れ替わる他、場合によってはお客様のご協力の下、窓を開けて換気します。窓の開かない車種もありますが、外気換気モードで運行するため、換気しながら目的地へ移動する状態です。お客様が観光の間、貸切バスは待機しますが、その間に窓を開けて換気することもあります。
貸切バス換気イメージ図
「冷たい外気を取り込むなら、冬場の車内は寒いかも」とご心配の方もいらっしゃるかもしれませんが、貸切バスは足元周辺に空調設備を設けているケースも多く、そこからの温風を利用した暖房で車内を温めます(車種により温風吹き出し口は異なる)。

交通安全環境研究所のサイトでは、大型貸切バス車内の換気状況可視化実験が公表されています。車内灯を点灯させ客室内をスモークで満たします。空調スイッチを入れてからスモークが消えるまでは約5分、レーザー光を照射した際も空気の流動性を確認できました。この実験結果により、貸切バスの外気換気モードなら、充分な換気が可能だと証明されています。

ドライバーの体調管理

ドライバーは体温チェックやマスクの着用、手指の消毒や手袋着用の感染防止に努めています。発熱や体調不良時は乗務を見合わせ、乗務員を交代させる用意があります。同居家族が感染した場合は自宅待機を実施し、自身の健康観察を続けた上で、安全が確認されるまでは乗務に着きません。各保健所の判断により濃厚接触者に該当する場合も、自宅待機を要請しています。
普段から注意しているポイント
・味覚や嗅覚症状の確認
・睡眠や食事など健康管理の徹底
・不要不急の外出自粛
・日常生活での手洗いと手指消毒やマスク着用
・日常生活での密を避ける

車種により仕様は異なりますが、ドライバーとお客様座席の間に仕切り(アクリル板や透明カーテンなど)を設け、飛沫防止を心がけています。お客様の座席前方に飛沫飛散防止シート、もしくはシールドを設置している車種もあります(貸切バス会社による)。

車内の衛生管理(消毒や掃除)

車内の掃除や消毒は、お客様が乗車する前と降車後に徹底して行います。
掃除と消毒エリア(車種により異なる)
・手すり
・肘かけ
・カップホルダー
・トイレ
・座席背面
・荷物棚

カーテンやヘッドカバーは定期的に洗濯します。エアコンフィルターや乗降口の階段、床や窓ガラスもその都度掃除と消毒を実施し、安心してご利用いただけるよう努めています。また、車内に消毒液を常備し、一部の車種ではオゾン発生装置で高濃度のオゾンを発生させ、ウイルスを不活可させるコロナ対策も行われています。他にも除菌電解ミストで車内の空気をキレイにする取り組みや抗菌抗ウイルス剤を用いた消毒、加湿機能を備えた装置と次亜塩素酸水の噴射など、各社それぞれにコロナ対策が施されています(車種により異なるため、気になる方はバスデポへお問い合わせ下さい)。

次亜塩素酸水は、厚生労働省の「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」に記されているとおり、車内の手すりや肘かけなどを消毒する際に有効です。インフルエンザやノロウイルスにも効果があり、感染予防対策として利用されています。

バスデポからお客様へコロナ対策のお願い

貸切バス会社はお客様の安全を第一に考え、快適な空間で過ごしていただけるよう努めてい
ます。新型コロナ感染予防対策としては、お客様にもご協力をお願い致します。

①体温測定

乗車前に体温を測定して下さい。貸切バス会社で非接触型体温計を用意してもらえる場合は、乗車前の体温チェックをお願い致します。非接触型体温計の用意が難しいケースでは、ご自宅を出られる前に体温を測定して下さい。体調不良(発熱や咳など)の際は、旅行を控えましょう。*代表者の方にご連絡願います。

②マスクの着用

車内ではマスク着用をお願い致します。予備のマスクを常備している車種もあるため、お手元になければドライバーへお声がけ下さい(マスクは有料の可能性あり)。

③手指の消毒

乗車前に手指の消毒をお願い致します。車種により乗降口付近に消毒液を設置してある場合は、そちらをご利用いただいても構いません。お手数ですが、トイレ休憩に立ち寄った際も乗車前に手指を消毒して下さい。

④ゴミの持ち帰り

ゴミはエチケット袋などに入れ、持ち帰りをお願い致します。

⑤大きな声を避ける

飛沫防止の観点から、大声での会話を控えて下さい。カラオケ利用可能な車種も、原則として現在はご利用いただけません。

⑥トイレは便器のフタを閉めた後に洗浄

トイレ付車輌では、トイレを使用した後にまず便器のフタを閉めて下さい。そのあと洗浄(レバーやボタンを押す)することで、感染予防に繋がります。

⑦車内での飲食を避ける

車内では飲食を控えて下さい。高速道路のサービスエリアや道の駅に立ち寄れば、地元グルメが店頭に並べられています。食欲を誘う香りや視覚の刺激を受けるかもしれませんが、原則として車内での飲食は厳禁です。

⑧降車時の滞留を避ける

降車時は、通路で滞留しないよう順番に間隔を空けて離席して下さい。目的地に到着すれば「早く行きたい」と思われる方もいらっしゃいますが、お客様が通路や乗降口へ集まれば、密集状態が生まれます。そのためいつもより時間のかかる可能性もありますが、密集状態を避けるため、お1人ずつもしくは小グループに分けて降車して下さい。
お客様には多くのマナーをお願いすることになりますが、新型コロナの感染予防対策にご協力下さい。各貸切バス会社で表現が異なる場合も、多くは対策として実施されています。

<団体やグループ内で可能な対策>

感染発生時に備え、代表者は参加者の連絡先を2週間程度保管しましょう。
*貸切バス旅行連絡会のガイドラインより
*ガイドラインは、新型コロナの社会的状況により随時更新されます。

専門家の意見を踏まえ、事業者の環境整備に必要があれば見直し、
お客様にもご案内させていただきます。

コロナ禍でも貸切バスが安全な理由

◆外気換気モードによる換気の徹底
◆綿密なドライバーの健康管理
◆丁寧な車内掃除と消毒
◆感染予防に対するお客様のご協力

事業者だけでなく、お客様にご協力いただけるからこそ安全な旅を提供できます。お客様だけでなく、事業者が感染予防対策を徹底するからこそ予約の受付も可能になります。バスデポでは信頼できる貸切バス会社をご案内させていただき、旅行の思い出作りをお手伝いさせていただきます。

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