旅行先では旅の解放感もあり、お金を使いすぎてしまうこともあるのではないでしょうか。 普段はしっかり財布の紐を締めている人でも、旅行先でつい無駄遣いをすることもあると思います。ここでは、旅行先で無駄遣いをしてしまう原因についてご紹介するとともに、無駄遣いを防ぐ方法をご紹介します。
いつもなら節約できているのに、旅行に出かけると無駄遣いをしてしまうことには、どのような原因があるのでしょうか。 大きく分けて、2つの原因が考えられます。
◇せっかくの旅行だからこそケチケチしたくない
そもそも、旅行では最初から節約するつもりはなく「旅行の時くらいケチケチしたくない」という気持ちがあるため、無駄遣いをしてしまうという原因が考えられます。 しかし、旅行は無駄使いをすることが目的ではないため、旅行で楽しむことにはお金を使っても、必要のないものには無駄にお金を使わないようにすることをおすすめします。
◇せっかく遠くまで来たのだからという心理
旅行では、交通費や宿泊費など、それなりに経費がかかっています。 「お金をかけて、せっかく遠くまで来たのだから」という心理が働き、その分「たくさんお金を使ってでも楽しみ尽くさなくては損」という気持ちになってしまいがちです。このような心理もまた、無駄遣いの原因となります。
どうすれば無駄遣いを防ぐことができるのでしょうか。 まずは無駄遣いの原因となる心理を排除するところからスタートするために、次の2つのことを心がけるようにしましょう。 ・旅行の時はあまりケチケチする必要はないが、不要なものに無駄遣いをしないこと ・せっかくお金をかけて遠くまで来たからこそ、損得ではなく素直に旅行を楽しむこと 上記を踏まえた上で具体的に旅行先での無駄遣いを防ぐ方法をご紹介します。旅行に出かけてから無駄遣いをしないためには、事前の準備が必要です。
◇割引券をあらかじめ取得しておく
テーマパークや美術館、博物館など、旅行の計画段階で立ち寄るかもしれない場所については、事前に調べて割引券を取得しておくと良いでしょう。 このような、旅行先で楽しみたいことに関しては、行くのを諦めるなど必要以上に節約したくないものです。事前に割引券を取得しておけば、安心して出かけられるでしょう。
◇前日の夜に朝ごはんを準備
旅行に出かける当日の朝は、バタバタと忙しいものです。 そうすると、「朝ごはんはどこかで買っていこう」といったこともなり、旅行のスタートからコンビニへ寄って、無駄遣いをすることになってしまいます。 前日の夜に、朝ごはん用のおにぎりを握っておくなどすれば、朝から無駄遣いをする必要がなくなります。
◇飲み物&一口おやつ
旅行の間、自動販売機やコンビニなどで、ついつい買ってしまうのが、飲み物やちょっとしたおやつです。 普段はペットボトルの飲み物やおやつは、スーパーの特売などを上手に利用して買っている人も、旅行先ではことあるごとにコンビニや自動販売機で買ってしまうものです。 これは、事前に水筒を用意しておくことで回避できますし、キャンディや一口チョコなどをバッグに入れておくことで、小腹がすいた時にも無駄遣いせずに済みます。
◇最小限の衛生用品
必要に応じて、虫よけや日焼け止め、絆創膏、爪切りなど、ちょっとした衛生用品は忘れずに持っていきましょう。意外と必要になることが多い割に、持っていくのを忘れがちです。このようなものを旅行先で買うことは不要な出費となってしまうため、家にあるのであれば持っていくようにしましょう。
◇お子様グッズ
子連れ旅行の場合には、さらに旅行先での無駄遣いが増えてしまいがちです。 例えば、土産屋には子どもが欲しがりそうなおもちゃが陳列されていることがあります。 買ってとせがまれると出費となってしまうため、事前に100円ショップなどで目新しい小さめのおもちゃを用意しておくのも良いでしょう。 また、旅行先では予期せぬ着替えが発生することも多々あります。 楽しそうな噴水があったり、食事の際にこぼしてしまったり、うっかりトイレの失敗があったりなどするので、現地で服を買うことにならないよう、着替えやタオルは余分に用意しておきましょう。
今回は、旅行先でついついやってしまう無駄遣いを防ぐ方法についてご紹介しました。 普段なら「この買い物は無駄遣いだ」と認識している人でも、旅行先だとなぜか財布の紐が緩んでしまいがちです。 もちろん、旅行先でのグルメを堪能したり、アクティビティーを楽しんだりすることを必要以上に我慢する必要はありません。しかし、旅行先だからといって必要ないものに対して無駄遣いをする必要もないのです。 旅行に出かける前には、旅行先での無駄遣いをしなくて済むように準備を整えてから出かけましょう。事前の準備が、無駄遣いを防ぐことにもつながります。