観光バスや貸切バスで移動するバスツアーは、乗り換えもなく目的地に着きますので楽チンですよね。しかし長時間座っているために、首や腰が痛んだり退屈したりもするでしょう。 そこで今回は、長距離バス乗車中にリラックスできたり、楽しめたりする便利なグッズをご紹介します。
まずはバス移動を快適にするグッズを7点ご紹介します。旅行は荷物が多くなりがちですが、持ち運びが楽なグッズも多いので気兼ねなく持っていくことができますよ。
◇S字フック
バスツアーでは、お土産やサービスエリアでの買い物で荷物が多くなってしまいがちです。隣の座席も空いていないほど満席の場合、網棚もいっぱいで、置き場所がなく困ることもあるかと思います。そんな時、S字フックは座席前の手すりにかければ荷物をかけられるので便利です。ベビーカー用のS字フックなど丈夫なものを選ぶとより快適になるでしょう。
◇スリッパ
スリッパは長距離バスを快適に過ごせる定番グッズです。 靴を履いたまま長時間座っていると足が蒸れたり、靴を脱ぐにしても、素足のままでは落ち着かなかったりする人もいるのではないでしょうか。特に夜行バスでは、就寝時にスリッパに履き替えると足が解放されて、眠りやすくなります。 普通のスリッパでも構いませんが、使い捨てスリッパであれば持ち込み時も軽く、帰りにはゴミ回収時やサービスエリアで捨てられるため便利です。
◇持ち運びフットレスト
バスに長時間座ったままの姿勢でいると、足がむくんでしまうことがあります。これは血の巡りが悪くなり、水分が体の下の方に溜まってしまうことが原因です。 そのためむくみを防ぐには、足を高い位置に置くなどして姿勢を変え、足の血行を止めないようにする方法があります。 持ち運びフットレストは、座席のテーブル等にベルトをセットするだけで簡単に取り付けることができ、高さを調整できるので、バス付属のフットレストがない場合や低すぎる場合も、好きな高さで血行不良を防ぐことができます。 自分専用のフットレストですので、誰かが靴を履いたまま使ってしまう心配もありません。また、使用後はコンパクトに折りたたんで持ち運べます。
◇腰痛防止クッション
また、座席に座りっぱなしになると、腰が痛くなる人もいます。 腰痛の心配がある方は、腰まくらや腰痛防止クッションを背もたれと腰の間に置くことで快適さが保たれます。代用としてバスタオルを丸めて使用しても効果が期待できるでしょう。 後ほど紹介するネックピローと併用できる商品や、持ち運びに便利な空気で膨らませるクッション、低反発クッションなど様々な種類のものがあります。 ◇耳栓 就寝時には、耳栓を使うと快適に眠れます。 バスで眠らない人も、周りの音が気になる場合に役立ちます。 ただし、車内での案内まで聞こえなくなってしまう可能性があるので、大きい音は聞こえるような耳栓を選んだ方が良いでしょう。
◇アイマスク
夜行バスであっても道路の明かりやトイレ休憩で車内の明かりがつくこともあり、常に真っ暗になるとは限りません。明るいと寝られない人は、アイマスクをすることで光を遮断できますので、夜行バスの必須アイテムになるでしょう。 それ以外の方でも、ホットアイマスクを使用すれば、リラックス効果が得られますのでおすすめです。
◇ネックピロー
バスで寝る際にはネックピローを使用すると頭の位置が安定し、寝起きの首の痛みが軽減されます。ネックピローはビーズクッションタイプやエアーまくら、小さく畳める低反発まくらなどがあります。100円ショップで販売されているものもあり、手軽に購入できるのもうれしい点です。
バス旅行は、移動時間も楽しむことでよりよい旅行になります。こちらでは長いバス移動を楽しめるグッズを5点ご紹介します。
◇お菓子
お菓子はバスで食べやすいものを持っていくと良いでしょう。例えば、じゃがりこなどのカップ入りのお菓子や個包装のお菓子、チョコレートなら溶けにくい商品がおすすめです。長い移動時間を過ごすので嚙みごたえのあるビーフジャーキーも人気のようです。酔った時のお守り代わりとしてカリカリ梅やガムなどを持っていくとリフレッシュできるでしょう。
◇パックジュース(冷凍)
パックジュースは事前に冷凍しておいたものを持参すると、冷えたジュースを飲むことができ、保冷バッグに入れていけば、保冷剤代わりにもなります。 ペットボトルを凍らせても良いのですが、溶けにくく、かつゴミがかさばるため、パックジュースがおすすめです。
◇モバイルバッテリー
スマホを見ることが多い方は、モバイルバッテリーは必需品です。 到着した後も、写真や調べ物など何かとスマホは必要なため、少し重たくなっても持っていくことをおすすめします。
◇イヤホン・音楽プレーヤーなど
いつもと違う景色を見ながら音楽を聴くこともバス旅行の楽しみ方の一つです。音楽プレーヤーは旅先で充電できないこともあるので、十分充電して持参しましょう。 音楽を聴かない人は、スマホでラジオのアプリをダウンロードしておき、それを聞いて楽しむこともできます。ラジオのアプリの例としては、「Radiko」や「Podcast」があります。 また、耳に密着するイヤホンは音楽を聴くだけでなく、周りの音を遮ることもできるため、夜行バスで寝る際にも活用できるかもしれません。
◇アロマ
アロマは、良い香りでリラックス効果があります。休憩中に嗅ぐほか、周囲の迷惑にならない程度の少量を襟元や袖元に垂らしておくと、バス移動でも香りを楽しみながら旅行することができます。
バスツアーでの長時間移動には、これらの便利グッズを持っていくと快適に過ごせるでしょう。 便利グッズはコンパクトに折りたためるものもあるため、自分に合った便利グッズを選んで、リラックスしながらバスツアーを過ごしてみてはいかがでしょうか。