学生時代の部活動では、部活合宿に行くことがあります。特に夏休みを利用して行われる部活合宿を経験したことがある方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、部活合宿あるあるをご紹介します。現在学生の方は共感できることもあるのではないでしょうか。また、社会人の方は学生時代を懐かしみながら確認してみてください。
泊まりがけで部活を行う部活合宿では、朝から晩までみっちりトレーニングメニューが組まれています。特に長時間ランニングをすることが多く、走りながら気持ち悪くなってしまったという経験がある方もいるでしょう。
そのときはとても苦しい思いをするわけですが、部活合宿を乗り越えると、その長時間の辛い練習が自信となります。今となってはいい思い出だけど、2度とやりたくないという方もいることでしょう。
部活合宿では、多くの人間が一緒に生活をするため、部屋がいろいろな臭いで充満することが多いです。練習をやるので汗の臭いは当然しますし、個人の体臭がきついこともあります。
汗の臭いだけではなく、コールドスプレーや湿布、消臭スプレーなどの臭いも混ざり合って、何とも言えない独特の臭いになってしまうので、思わず顔をしかめた経験がある方も多いでしょう。
部活合宿では、当然合宿所の枕と布団で寝ることになります。いつもと寝る環境が異なるせいで、夜全然眠れなかった人もいるでしょう。
特に枕がいつもと違うせいで、眠れなかったという話はよく聞く話だと思います。枕の高さが合わないときは最悪で、翌日まで疲れが残ってしまったり、首が痛くなって練習どころではなくなったりします。
部活合宿の数少ない楽しみと言えば食事です。
クタクタになっていても、おいしい料理を食べれば、またやる気が湧いてくることでしょう。
部活合宿での食事で多いのが、カレーです。たくさん作りやすく評判がいい、特に男子生徒はたくさん食べられるということもあって、選ばれることが多いです。
合宿所で、自分たちでカレーを作ったことがあるという方もいるのではないでしょうか。
部活合宿とはいえ、仲間たちと一緒に過ごせる時間は貴重です。
練習が終わってオフとも言える夜の時間は、ついついテンションが高くなってしまうことでしょう。
恋愛話など、普段できないような話をじっくりすることもできます。夜遅くまで仲間と騒いでいるせいで、顧問の先生に怒られてしまうということは、誰もが経験する部活合宿あるあるだと思います。
今となっては、そうやって先生に怒られたことも、いい思い出となっていることでしょう。
練習が終わったあとの就寝時間では、驚くほど早く寝る人がいます。そんな人は、イタズラの格好のターゲットになってしまいます。顔に落書きをされる、寝顔の写真を撮られるなどのイタズラをされることが多いです。額に「肉」と書いたり、まだ寝ていてもいいのに「早く起きろ」と騙して起こしたり、などがよくあるパターンです。
イタズラをされたくないので、本当は眠いのになかなか眠れなかったという方もいるでしょう。
それでも時間が経って夜が深まれば、起きている人が段々と減り、いつの間にか全員静かに寝てしまっている、というのも部活合宿あるあるです。
部活合宿はほとんど練習ばかりですが、レクリエーションが設けてあることがあります。
部活最終日にスイカや甘いものなどの差し入れがあったり、夜にみんなで花火をする、心霊スポットがあるなら肝試し大会をやったりといった具合です。
レクリエーションがあるから、きつい練習も耐えられるという人もいることでしょう。仲間と苦しみと楽しみを共有することで結束力が生まれ、チームとしてワンランク成長することにもつながります。
毎日きついと言いながら練習しているような生徒でも、部活合宿最終日では元気になることが多いです。
辛い練習を乗り越えたという達成感があるということもありますし、今日で終わりだと考えると、気持ちが楽になるということもあるのでしょう。
前日まで限界に見えて今にも倒れそうだった人が、最終日にはまだまだ余力があるように見えるということはよくあります。そして顧問の先生に「お前だけもう一日やるか?」と冗談を言われるのも、部活合宿あるあると言えるでしょう。
部活合宿は、参加した人にしかわからないあるあるネタがたくさんあります。
今回ご紹介したあるあるネタ以外にも、こんなことがあったなと思いだして懐かしくなり、もう1度学生に戻りたくなったという方もいるのではないでしょうか。
部活合宿で楽しかったことも、つらかったことも、すべてのエピソードがいい思い出となります。
当時の仲間と「こんなことがあったな」と久しぶりに語り合ってみてはいかがでしょうか。