社員旅行が決まったら、まずは何を持っていくか考えますよね。社員旅行は、家族や友人など気の知れた仲の人との旅行ではないので、持っていくべきものには注意が必要です。 社員旅行は”仕事の一環”であることを忘れず、持っていくべきものをしっかりとおさえて、旅行先で困ることがないように荷物の準備をしましょう。
社員旅行で基本的に必要となる持ち物についてチェックしていきます。
◇現金
お札だけでなく小銭も用意しておきます。地方の個人経営店や観光地の露店などはクレジットカードが使えない場所もあるので、現金は必ず持っておく必要があります。
◇クレジットカード
旅行保険が付いているものならば、より安心です。
◇身分証
旅行先で、万が一怪我や事故に遭った際に必要となります。保険証または運転免許証は肌身離さず携帯しておくといいです。
◇薬や衛生用品
集団行動になるので、衛生のためのマスクや抗菌ティッシュを持参しておくと便利です。普段服用している薬や酔い止めがある場合は念のため持参しましょう。野外での活動が多くなる場合は、怪我をしたときのために絆創膏などがあると安心です。また、パーキングエリアや観光地、アウトドア施設などのトイレでは、トイレットペーパーが切れていたなんてこともありますので、ティッシュは持っていると良いですね。
◇ビニール袋
移動中などすぐにゴミ箱が無い場所でゴミを入れたり、傘や靴など汚れものを入れるときに必要です。
◇エコバッグ
大浴場へ行くときに必要な持ち物をまとめて運んだり、買い物やお土産を入れたりする際に便利です。
◇メモ用紙と筆記道具
社員旅行なので、筆記用具を持参すると役に立ちます。
◇携帯電話の充電器
宿泊施設に到着すれば充電器を貸してくれるかもしれませんが、移動が長いため充電が切れがちになります。団体行動になりますので、常に連絡を取り合えるように移動中でも充電できる持ち運び用のモバイルバッテリーがあれば安心です。 基本的な持ち物は、洋服などを入れておくキャリーバッグではなく、研修や観光の際も持ち歩く手持ちのバッグに常備させておくといいですね。
男性と女性では持っていくものが違うので、まずは男性の持ち物リストをチェックしていきます。
◇ひげ剃り
ひげがある男性は、身だしなみを整えるために持参しておくといいです。(宿泊先によってはアメニティで置いてあるところもあります。)
◇整髪剤
身だしなみを整えるために、普段使用しているジェルやワックスがあれば持参しておきます。
◇服装について(男性編)
社員旅行といっても、スーツを着てネクタイをしめていく必要はありません。
男性が社員旅行に着ていく服装については、カジュアルなものが好まれます。 しかし、カジュアルといっても、あまりにもカラフルなデザインやスポーツテイストのものは避けた方がいいでしょう。
普段ジーパンを穿いているという人も、ジーパンはカジュアルなイメージが強く、お店によってはドレスコードに引っかかるボトムスになりますので、社員旅行の行き先に適しているかしっかり判断しましょう。
ポロシャツやTシャツの上にカジュアルなジャケットを羽織り、ボトムスは綿パンやチノパンなどのネイビー・グレー・ブラウンなどの落ち着いたカラーのものを選ぶといいですね。いかなる季節でも、上着は必須アイテムですが、フード付きのパーカーなどはカジュアル過ぎるので控えた方がいいかもしれません。
履物については、スニーカーはカジュアルになり過ぎることもあるため、注意してください。会社で履くような革靴ではかっちりしすぎるという場合は、ショート丈のブーツなどもオススメです。きちんと感のある履物であれば、どんな場所であっても安心です。
男性のカバンについては、大きなバックパックは邪魔になることもあるので、貴重品を携帯できるようなボディバッグがいいでしょう。
女性は男性よりも持ち物が多くなる傾向があります。 友人や家族との旅行と違い、現地調達は難しいので漏れがないようにしっかりと持ち物リストを確認してください。
◇メイク道具
身だしなみを整えるために、普段使っているメイク道具を持っていきましょう。旅行ですが、メイクは派手になり過ぎず、仕事用の落ち着いたメイクが好ましいですね。
◇シャンプー、リンス
宿泊先の備え付けのものだと髪の長い人は髪の毛が絡んでしまう人もいるので持参すると安心です。
◇服装について(女性編)
女性の服装も男性同様、カジュアル過ぎないものを選びます。あまりに派手過ぎるものや、露出の多い服装は控えてください。
女性もジーパンはカジュアル過ぎるので、社員旅行では避けた方がいいかもしれません。女性の場合も、車内や野外での体温調節ができるように、カーディガンやストールなどのアイテムを持っていきましょう。
冬は必ず上着を持参しますが、夏でも空調がききすぎていることもあるので、季節問わず上着は必ず持参した方がいいです。 履物は、観光するときに歩くことを考え、ヒールの高い靴よりもフラットシューズなどがオススメです。
フラットシューズは、カジュアル過ぎないデザインであれば、食事会のときも同じ靴が使えて便利ですよ。 宴会では、宿泊先にある浴衣を着る場合もあります。浴衣は前がはだけてきてしまったりする不安があるので、中にTシャツやレギンスを着ると安心です。
社員旅行はプライベートの旅行ではないことをわきまえ、持っていくものや服装はビジネスマナーに適したものである必要があります。旅行先で何があるかを考え持ち物を準備し、旅行先では節度を守った服装、身なりにも注意しましょう。社員旅行を心から楽しめるように、きちんと事前に準備をして、いい思い出を作ってくださいね。