夜行バスや高速バスを利用して日帰り旅行をする際に持って行くべき持ち物は、泊まりの旅行とは違ってきます。日帰りとはいえ、1日バスに乗って移動をするので、何かが足りなくて困るというような事態は避けたいですね。日帰り旅行を有意義に過ごすために必要な物をしっかりとおさえて、楽しい旅行にしましょう。
日帰りバスツアーを満喫するために、絶対に持っておくべき必需品の持ち物を紹介します。
◇チケットや予約確認ができるメールや領収書
バスに乗車するために必ず必要な物です。インターネットで予約した場合には、自分で印刷しなければならない場合もあるので注意してください。
◇健康保険証
日帰りバスツアーでは、体験型のツアーも多く、思わぬ怪我や事故の際に必要です。健康保険証を不携帯の場合、全額自己負担で治療を受けることになる可能性もあります。
◇ポータブル充電器
長時間バスで移動していると、意外に充電が減ってしまいます。コンセントのないバスでは、充電器を持って行ったとしても充電する場所がないので、ポータブル式の充電器が便利です。
◇折りたたみ傘
目的地に着くと天候が急に変わって雨が降ることもあるので持っておくと便利です。
◇常備薬や衛生用品
普段服用している薬や酔い止め、絆創膏などを持って行くと安心です。バスは車輪の付近の座席では、揺れが激しく乗り物酔いしやすいと言われているので、席を確認して事前に酔い止めを服用しておくと安心です。
◇ウエットティッシュとティッシュ
バスの中では、すぐに手を洗うことができないので、ウエットティッシュがあると便利です。ティッシュは汚れたところを拭くほかに、トイレでも必要となる場合もあります。
◇羽織ものやストール
バス車内の温度は車内全員にとって丁度良い温度であるとは限りませんよね。ブランケットを貸してくれるバスもありますが、車内だけでなく、休憩で寄るパーキングエリアやツアー先では意外に出発地と天候や気温が違う事もありますので、自分で体温調整のできる上着を持っていけば安心です。
夜行バスに乗る際に持っておくと便利な物を紹介します。こちらは男性・女性問わず、持っておいたほうが良いものです。
◇飲み物や軽食
バスの中は空気が乾燥しやすく、喉が渇きやすいので飲み物を持っておくと快適です。さらに小腹がすいたときに食べられる軽食を持っておくと役立ちます。ただし、臭いのきつい物や音がなる物は周囲の迷惑になるので控えてくださいね。
◇マスクとアイマスク
マスクは寝るときに付けることで、喉を潤してくれる必須アイテムです。さらに夜行バスで睡眠をとりやすくするため、アイマスクを持参することをおすすめします。
◇エア枕
バスの中で気持ちよく寝るためには、頭の位置が安定しやすいエア枕があると便利です。
次に女性が参加する場合に持っておくと便利な物を紹介します。
◇化粧落としシート
バスの中で、化粧を落としたいと思ったときに、水がなくても化粧が落とせる便利なグッズです。
◇化粧道具
目的地に到着する前に化粧直しをして、素敵な記念写真を撮りたいですね。
◇靴下や携帯スリッパ
女性に多い冷え性では、足元が冷えてしまうため、靴下を履くと過ごしやすくなります。また、座りっぱなしの車内で靴のままでは足がむくむこともあるので、携帯スリッパがあると安心です。
◇化粧水スプレー
普段使っている化粧水をスプレー容器に詰め替えて持参すれば、肌が乾燥してきたときにさっとスプレーでき、手軽に乾燥対策ができます。 女性が長時間バスに乗る際には、冷え対策や乾燥対策を万全に行っておくと、旅がより快適になりますよ。
高速バスの中では、「あのアイテムがあればよかった」と後悔したことがある人も少なくありません。 そこで、高速バスに乗る際に、持っておけば役立つおすすめの持ち物を紹介します。
◇イヤホン
長時間バスに乗る際に、携帯電話のアプリで遊んだり、動画を観て過ごしたり、音楽を聴いて過ごすと移動時間も苦になりませんね。ただ、イヤホンからの音漏れもあるので、音量には注意してください。
◇耳栓
いざ眠ろうとしても周囲の音が気になって眠れない場合に、役立ちます。ただ、大事な案内放送を聞き逃してしまう場合もあるので、使用する際は気を付けてくださいね。
◇携帯温水洗浄便座
携帯タイプの物を持参しておけば、温水洗浄便座の付けいていないトイレでも安心です。
◇汗ふきシート(夏)
いくら車内は涼しくても、トイレ休憩などで一度外に出れば汗をかくので、汗ふきシートがあればべたつく肌もサラサラにキープできます。
◇カイロ(冬)
冷える足元や手元を温めてくれるので、快適に過ごせます。ただ、貼るタイプのカイロを背中や腰に貼って、長時間バスに座っていると低温やけどしてしまう可能性もあるので、注意が必要です。 季節によって持ち物も変わってきますね。
バスでの旅行は、限られたスペースでいかに自分が過ごしやすく快適な環境づくりができるかで、その旅行が有意義な物になるかを左右すると言っても過言ではありません。 バスの車内では、見ず知らずの人と長時間同じ空間で過ごすことになるので、お互いが気持ちよく過ごせるように周囲の人への配慮は忘れないようにしてくださいね。 日帰りバス旅行に必要な持ち物をしっかりと準備して、楽しい旅行にしてください。