大型バスって何人まで乗れる?大型バスの特徴と相場

大型バスって何人まで乗れる?
大人数で移動する際は、大型バスを利用しましょう。どんな特徴を持っているのか。何人まで乗車できるのか。大型バスの装備やオプションも含め、詳しくご説明します。有料道路の料金例や座席図例も表記しているため、団体旅行の参考にして下さい。おすすめの用途も紹介しています。乗り合いバスやツアーとは異なる、貸切大型バスの魅力をご案内致します。

大型バスって何人まで乗れる?大型バスの特徴と相場

大型バス・中型バス・小型バスは、基本設備があまり変わりません。大きく変わるのは乗車可能人数です。10人程度の小グループなら、自家用車に分散した乗り合いもできますが、大人数の団体はそう簡単にいきません。普段は個別の移動でも、大会や発表会の本番は団体行動となり、みんなと同じタイムスケジュールを組むケースもあります。大型バスを使えば1度で大人数の移動も実現するので、引率者の負担が少なくて済みます。

特に吹奏楽部はチューバやホルン、コントラバスやティンパニーなど大きな楽器があります。部員の数が多く、全員で移動すれば時間も必要でしょう。楽器を収納したケースも場所をとるため、教員や保護者の手伝いで運ぶには限界があります。大型バスなら心配ありません。大切な楽器をきちんとお預かりし、お客様と一緒にご指定の目的地へお届けします。

貸切バスはプライベートな時間を保てます。大型バスは圧迫感もなくリラックスできるので、目的地に到着するまでくつろげます。

大型バスの特徴

快適な車内と大容量のトランクルーム

大型バスは揺れも小さく、ゆったりした空間で過ごせます。そのため長距離移動や大人数の旅行におすすめです。トランクルームが広いため、大きな荷物の持ち込みも問題ありません。例えばゴルフバックやスキー用具、スノーボードやスーツケースなど、他の公共交通機関では難しい荷物も積み込めます。バス会社により仕様の異なる部分もありますが、目的地までの移動時間を楽しめるよう装備も整えられています。

全長は約12mです。観光用のため車内も広く、乗り心地は抜群です。50名以上乗車可能な大型バスは大人数での移動には欠かせません。車幅は2.5m、車高3.7m以内と定められており、車窓から遠くまで見渡せます。ハンドルは「プロ中のプロが握る」と言われ、大型バスは運転技術の高い運転手が乗務しています。

運転手のスキルが高い

大型バスの運転手は、大型自動車免許を取得しています。大型自動車免許取得には、普通自動車免許または大型特殊免許取得者で、運転期間(免許停止期間を除く)が通年して3年以上経過していなければなりません。さらにお客様を乗せるには大型二種免許が必要となり、運転免許試験場で受けた場合も、約7%の合格率と言われるほど難関です。大型バスの運転手はそんな難関をくぐり抜けたエキスパート、お客様を安全に目的地まで送り届けてくれます。2

装備やオプション

大型バスにはさまざまな装備が用意されています。座席の配列・座席数・補助席数や車内装備は車輌によって異なるため、必要な場合は事前にお問い合わせ下さい。

大型バスの装備 オプション
TV・DVD・冷蔵庫・カラオケ・ポット・リクライニング・トランクルーム サロン リフト トイレ

*サロン:後部座席がコの字形になっているタイプ
*リフト:車椅子のまま乗車するための装備
*54~60人乗り:1日8,000円追加
*トイレ付は座席数が減る

車内でレクリエーションも可能です。帰りは遊び疲れて眠る状況も想定できますが、行きは目的地まで時間がかかれば、途中で退屈する可能性もあります。大型バスにはテレビやDVD、カラオケなどの装備があるため、長時間の移動も楽しく過ごせます。

バスデポでは、大型バスを紹介した動画を公開しています。座席のリクライニングやトランクルームもご案内しているので、気になる方はチェックしてみて下さい。
貸切大型バスのご紹介動画

有料道路の料金相場

大型バスは有料道路区分で特大車に含まれます。

通行ルート例 料金
あぶくま高原道路(矢吹中央IC~玉川IC間) 890円(通年)
日光宇都宮道路(宇都宮IC~清滝IC) 1,630円(5~11月)1,260円(12~4月)
日光宇都宮道路(矢吹中央IC~玉川IC間) 580円(6:00~22:00)夜間無料
東京本線IC~箱根峠IC
(海老名/茅ヶ崎JCT経由)
5,290円(ETC2.0:4,890円)
金沢東IC~白川郷IC(小矢部砺波JTC経由) 5,050円(ETC2.0:割引なし)
名古屋西IC~鈴鹿IC 3,280円(ETC2.0:割引なし)
広島東IC~岩国IC 5,840円(ETC2.0:4,140円)
福岡IC~八女IC 3,980円(ETC2.0:割引なし)

*ご利用の際は最新の情報をご確認下さい。
ドラぷらサイトを参考に算出しています。

高速道路の場合、特大車は乗車定員30人以上、または車輌総重量8t以上で車長9m以上(いずれも路線バスを除く)と定められています。有料道路によっては有料道路区分の車種ではなく、「大型車Ⅱ」と表記するところもあります。車体の長さや重量を確認すれば「大型車Ⅱ」の表記が特大車に該当し、それが大型バスを指しているとわかりますが、一般的に浸透しているわけではありません。そのため有料道路の料金計算で、混乱を招く可能性もあります。有料道路のご利用を検討されている場合は、バスデポまでお問い合わせいただければ概算の金額をお伝えいたします。

乗車可能な人数

大型バスは定員45~60人です。54人以上で乗車の際は、1日につき8,000円(オプション)の追加料金が必要になります。
参考価格)全国平均で算出

45~53人 54~60人
平日 59,000円~ 67,000円~
土日祝 62,000円~ 70,000円~

(税抜き価格)
*8時間未満/行程内容により変動あり
乗車可能な人数は45~60人ですが、設備や補助席によって座席の仕様は異なります。
座席図例
座席図例
座席図例をご覧になってわかるとおり、全座席数60人乗りであれば、座席数49席、補助席数11席。全座席数53人乗りであれば、座席数45席と補助席数8席となります。サロン付バスは、座席数が減るようなイメージを持たれがちですが、レイアウトの工夫で座席数は確保されます。ただし、大型バスでも補助席は通常座席より狭いため、長時間移動する場合は負担を感じやすいかもしれません。その際はトイレ休憩のタイミングや、行きと帰りで交代しても良いでしょう。

公立学校は、義務標準法で1クラス40人(小学校では35人以下/2020年12月現在)と定められています。ただし現在は少子化の影響により、多くの学校では1クラス35人前後になりました(学校による)。修学旅行や遠足はクラス単位で1台貸切るため、大型バスなら補助席を使わなくても行事に対応できます。ひと昔前までは補助席を避けるために座席の争奪戦(くじ引きやジャンケンなど)もありましたが、今は大型バスを使えば、クラス全員平等にバスの旅を楽しめます。

学生団体には学割(大・専門・高・中・小・幼)が適応できるため、大型バスも5%割引価格で利用できます。補助席を使うことに抵抗がある場合は、大型バスの他に小型バスを借りて分乗する方法があります。人数調整が難しければ、大型バスではなく中型バス2台でも可能です。46~50人以上の利用で補助席が課題となる場合、プランや料金も含めバスデポへご相談下さい。

大型バスはこんな用途におすすめ

大型バスにおすすめの用途をご案内します。
・スポーツ団体:野球 サッカー バレー バスケットボールなど部活の合宿
・文化団体:吹奏楽 演劇 舞踊などコンクール当日の送迎
・応援団:野球やサッカーなどプロの試合観戦、甲子園まで全校生徒応援の送迎
・結婚式への出席:結婚式場や披露宴会場まで親族を送迎
・学校行事:修学旅行 遠足 宿泊研修 社会科見学

その他、子供会や町内会で団体旅行を計画する場合にもご利用下さい。冠婚葬祭や団体視察、四国霊場八十八ケ所巡りなど、さまざまな目的にご活用いただけます。ゴルフコンペや空港への送迎もお任せ下さい。

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